- レッドコードエクササイズ(スリングエクササイズ)は、リハビリやフィットネスとして現在20ヶ国で行われている、ストレッチングや筋力増強の効果的な運動療法です。
- 天井から吊るされたレッドコード(赤いロープ)で身体の様々な部分を吊るしながら行います。時には身体を支え、また時には負荷を与えたりと、レッドコードを巧みに利用することで任意に運動強度の調整が可能なので、子どもからお年寄り、更にはプロのアスリートまで、個々の身体状態に合わせて広く行える画期的なエクササイズです。
私たちの身体には、固有受容感覚器という感覚器が存在します。これは、筋肉を使う時や関節の曲げ伸ばしの際などに感覚を感じ取り、その情報を内部から脳へ伝えるセンサーの役割を果たしています。
そのセンサーからの情報が、力のかけ具合・体重やバランスの取り方などを脳から引き出す時に重要になるのですが、これが鈍ってくると運動連鎖がスムースに行かなくなり、動きがぎこちなくなったり遅くなったりして、運動能力が低下する一つの要因となるのです。
レッドコードエクササイズでは、レッドコードを利用した自重免荷(自身の重さを省いた)の振り子運動(振動)により固有受容感覚器に刺激を与えることで、鈍ったセンサーの働きを促進させます。そうして筋の収縮機能を高め、効率的な運動連鎖が生じるよう改善します。
- 私たちの身体には、固有受容感覚器という感覚器が存在します。これは、筋肉を使う時や関節の曲げ伸ばしの際などに感覚を感じ取り、その情報を内部から脳へ伝えるセンサーの役割を果たしています。
- そのセンサーからの情報が、力のかけ具合・体重やバランスの取り方などを脳から引き出す時に重要になるのですが、これが鈍ってくると運動連鎖がスムースに行かなくなり、動きがぎこちなくなったり遅くなったりして、運動能力が低下する一つの要因となるのです。
- レッドコードエクササイズでは、レッドコードを利用した自重免荷(自身の重さを省いた)の振り子運動(振動)により固有受容感覚器に刺激を与えることで、鈍ったセンサーの働きを促進させます。そうして筋の収縮機能を高め、効率的な運動連鎖が生じるよう改善します。
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- 部位を吊るしながらリラックスした状態で、無理なく様々な角度の運動を行います。その動きが滞っている関節をほぐすなどのリラクゼーション効果となり、こり・痛みの軽減、血液循環の改善、異常筋緊張の改善へと繋がります。
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- 筋力アップ、身体バランス・筋バランスの向上は、姿勢の改善から感覚器の向上にも繋がり、つまりは転倒防止や、ADL(日常生活において必要不可欠である基本的な動作・・・食事、椅子とベッド間の移動、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、更衣、排便自制、排尿自制)の向上に結びつきます。
- レッドコードエクササイズのグループトレーニングは、みんなで声を出しながらやるので「頑張ろう」という気持ちになれます。リハビリは辛いだけのものと思っていたし、もともと運動も好きな方ではないのですが、みんなでやると張り合いが出て、楽しいです。
- 背中が曲がっていたのですが、レッドコードエクササイズを続けているうちに「姿勢が良くなった」と家族から言われ、意識していたわけではなかったので嬉しかったです。そのお陰なのか、筋力が安定したからか、以前はよくつまずくことがあったのですが、今では全然なくなりました。
- 身体のあちこちが硬くなっていて、もう「そういうものだ」と思っていたのですが、地道にレッドコードエクササイズをやっていたら、両腕が思った以上に広がるようになりました。こんなに変われるものなのかと驚きました。
- 深呼吸をする時に咳き込んでいたのですが、それがなくなったように思います。こういう所にまで改善効果が現れるとは思いませんでした。お陰で普段の生活もだいぶ楽になりました。